BACKNUMBERS
バックナンバー:2013年02月07日 配信号 収録

《Days and Lights》Post.6「二つの白い嶺」勝又公仁彦(邦彦)

《Days and Lights》Post.6「二つの白い嶺」勝又公仁彦(邦彦)

前回、雷(Lightning)に打たれるような経験を、悟り(エンライトメント)を多少関連づけて書いた。悟りと言えばインド起源の宗教を中心に使われる言葉だが、本誌1号で禅堂の写真を少しご紹介した。また、前回の5号の《shadowreccomendes》でご紹介した佐久間さんには禅僧仙がいの○△□図にインスパイアされた作品シリーズがある。私も大学生の頃にその画を含めた仙がいの書画のポストカードを部屋に貼っていた覚えがある。 その仙がいと並んで江戸期禅画の双璧とされているのが、白隠である。ちょうど現在、東京渋谷の文化村ザ・ミュージアムにて展覧会が行われているようだ。ようだ、というのはまだその展覧会は観にいっていないためだ。 その展覧会は観に行っていないが、近年、白隠のいた松蔭寺(しょういんじ)を何回か訪ねている。 そこでちょうど良い機会でもあるので、白隠について少し書いてみたい。展覧会には行かれていても、白隠がその生涯の多くを過ごした地を訪れた読者はまだそれほどいないだろう。

この記事は、ログインすることでご覧いただけます。

RELATIONAL ARTICLES
関連記事

《shadowtimes》Post.12「ゲームの王」港千尋

コンピュータと人間が勝負するのは、これが初めてではない。だがこの4月20日に行われた第2回電王戦は、いろいろな意味で記憶として残るゲームになった。 将棋ソフトとプロ棋士5人が対戦した団体戦の結果は、…

《shadowtimes》Post.16「ベネチアの井戸」港千尋

今日も雨。こうして毎日つづくのは憂鬱なものだが、しっとりした緑もそれはそれで悪くない。冬の雨に比べれば明るいし、これで水不足が解消されるならむしろ降ってくれたほうが安心だ。ウランバートルでも、草原を潤…

《shadowtimes》Post.8「階層性(レイヤー)の発見」港千尋

ロシアの隕石落下のニュースには驚いた。まさに「青天の霹靂」を描いたかのような、あの動画を繰り返し見て、何事も起きそうにない晴れた日に、霹靂が落ちることに言葉を失った。 あのニュースが届く直前に、「こ…

《shadowtimes》Post.14「雨の日の王」港千尋

初めての土地では、最低三日間あるといいという。身体が馴染むのに、それくらいかかるからだろう。先週モンゴルに着いて、あっという間にもう帰りとなってしまったが、初めての空気と水が浸み込むのには、ちょうどい…

《shadowtimes》Post.18「空港の日々」港千尋

アメリカ政府が世界中で広範に個人情報を収集していたことを暴露したエドワード・スノーデン氏がモスクワ空港に到着して、ひと月が過ぎた。ロシアへの亡命を希望する彼に対して、オバマ大統領は米国への強制送還を求…

カテゴリ別バックナンバー

FACEBOOK

TWITTER