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バックナンバー:2013年05月08日 配信号 収録

《Days and Lights》Post.12「みえないものをみる装置」勝又公仁彦(邦彦)

《Days and Lights》Post.12「みえないものをみる装置」勝又公仁彦(邦彦)

Post5で雷を取り上げた際に、雷と電気との関わりについてはほんの少ししか触れられなかった。雷は放電現象なのだから、それが話の中心になるのが本来の姿かもしれない。 逆に電気といえばPost8でニコラ・テスラを採り上げた。そもそも私がテスラに関心をもったきっかけは彼のラボラトリーでの大規模な放電実験の写真を目にしてのことだった。 放電現象は稲妻の様にしか見えないが、これは電気が空気中を移動する仕方が同じためである。 電気の存在は古代ギリシャから知られ、エレクトロンと呼ばれていた。エレクトロンとは琥珀のことだ。羽毛などで琥珀を擦ると発生する静電気の現象からそう呼ばれた。電子の発見以後は電子を指す言葉として知られている。 電子を発見したのはイギリスのJ・J・トムソンで1897年のこと。彼自身は電子と呼ばず、"corpuscles"(微分子)と名付けたが、1894年に同じイギリスの物理学者ストーニーが使っていた「電子」が定着した。

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